何十投。
何百投投げたのだろう。
やっとまた会えたよ。
この瞬間をずっと待ってたよ。
ちゃんシゲキャプテン操船する
善海丸改め
沖縄キャプテン
海屋キャプテン朔太郎と行ってきた。
肌寒く感じる沖縄。
師走に向かいGTシーズンも終盤戦。
朝一ベイトが湧き、何者かに追われてる。
その時に、海屋キャプテンに、
60キロはありそうなバショウカジキがHIT!!
しかし惜しくも船縁付近でジャンプしフックオフ。
空を裂くかのように尖がった角、大きく広がった帆は
なんとも言えないぐらい美しかった。
その後もポイントをランガンしまくり、
多数のバイトがあったがHITに持ち込むことはできなかった。
今日はちゃんシゲキャプテンの誕生日。
なんとかGTを釣り上げて最高な船長日和にしたい。
僕と海屋キャプテンもいつも以上に気合が入る。
しかし刻一刻と時間だけが過ぎていく。。。
太陽が紅く染まり、
ひときわ大きく姿を変えて、
東シナ海に吸い込まれようとしてる。
キャプテンからのラストの流しの合図が、
朝から投げ続け低下していった集中力を再び研ぎ澄ませる。
最後の一投まで諦めず引き続けた者だけに、その瞬間はやってくる。
『ドラマティックに終わろうぜ』
そう言い放ち、
想いを込めて放った形を変えた魂に
『バッボッン〜』
ド派手な爆裂音に水飛沫。
沈黙を切り裂く高速高音の悲鳴。
試すかの様に暴力的に僕の身体を引っ張り引き摺り込もうとする。
1本の糸を通し、向こう側にいる圧倒的な存在を思い知る。
デッキに横たわる魚体を見て、
今まで何十投、何百投と挑み続けた想いが込み上げる。
1日中投げ続け何も出なくても納得しつつも悔しく帰ったあの気持ちが。
また挑みに来るよ。
そう感謝を込め抱き上げた。
紅く染まった水平線に向かい
力強く尾鰭を振り帰っていった。
ありがとう。
2014.11.21
Okinawa Japan
Boat captain’s
GT24kg
TACKLE
ROD SMITH
KOMODO DRAGON
REEL SHIMANO
08STELLA SW 18000 HG
LURE Hammer Head
SHAKURE KOZSpecial
HOOK DECOY
Salt Water Big 7/0
PE VARIVAS GT
Max Power 170 lb 12gou
READEAR VARIVAS
170lb+300lb
YO-ZURI DoubleSleeve4gou
挑み続ける事に本当の価値がある。
挑む勇気が人生を楽しくしてくれる。
テレビは故障じゃないはずですよ!地デジチューナーが無いだけでは?