【2022卯月満月沖縄烏賊戦線】
まんまるに光り輝く月。
水平線に流れ行く星。
生暖かい風を背にして
立ち尽くす情熱の塊を
静寂の大海原が包み込む。
今シーズンは軽石の影響で思うような釣果を上げれずに何度も唇をかみしめて現場を後にした。
もうこのまま今シーズンは諦めて幕を下ろすのか。
いや、このままでは終われない。
努力したからといって釣果が得られるわけではない、
でも私は知ってるんだ。
『しゃくり続けた者だけに烏賊様は微笑む』
諦めなければチャンスはきっと訪れる。
何十回、何百回、何千回、空を切り裂き、この瞬間を待ち侘びてただろう。
やっと君に会えたよ。ありがとう。
想いは力だ。