県内外から多くの参加者が集まった。
オキナワインターナショナルフィッシング
トーナメントinとまりん
我々沖縄スクイッドジャンキーズも参加して参りました。
この記事は
我々スクジャ+付き人が烏賊師のプライドを掛けて挑んだ
12時間の物語です。
このフィッシング大会のエギングコースは、
本島バトル、座間味バトル、渡嘉敷バトルと3コースがある。
我々スクジャ+付き人の5人は渡嘉敷バトルを選んだ。
前日にルールをよく聞くと
渡嘉敷バトルは、9時にフェリー出発だが、
大会開始時間の5時~9時には本島で釣行していいとの事
天気予報とにらめっこする
本島も渡嘉敷も昼から雨風強くなる。
今日のこの大会は朝マズメ勝負だな!!
我々は寝ずに天気予報とにらめっこし、
浮かぶ荒磯!沖防波堤で勝負を掛けることに!!
沖防波堤渡し船の駐車場に着き準備にとりかかる。
みんな顔を見渡すと言葉には出さないがかなり気合が入り血走っている。
よし!やったろうじゃないか!!
僕もリールをロッドに差込みベールを開けラインを通す。
すると横から何か聞こえる。
「シーシャー」
・・・・・・
「シーーシャーー」
いつもは口数少なく、冷静な鉄人朔太郎が
気合が入りすぎて
でも気合が入っているのをバレたくなく、
なんかわからないが、握りこぶしを固めて
ただならぬ形相をしシーシャー言っている(笑
僕は今日は何かとんでも無い事がおこりそうな気配を感じた。
僕達は沖防波堤渡し船に乗った。
が、ロッドを車に忘れたので取りに戻る^^;
そして、船が出てチケットの確認・・・
僕はチケットも忘れた!
よし!僕はいつもどおり(笑
なんとか泣き倒しして許してもらうことに
沖防波堤に着き、なぜか落ち着かないAJKしむちゃん!
話を聞くと、防波堤上陸の時に
ライジャケを引っ掛け穴が空いたそうだ。
完全に馬鹿者である(笑
そして我々は何事もなく沖防波堤を後にし、
渡嘉敷島フェリー乗り場に
沖防波堤はダメだったが渡嘉敷島ではやったろうじゃないか!!
フェリーに揺られ
もうすぐ渡嘉敷島というところで、
船内アナウンスが
「右手に鯨を確認しましたので、ぜひご覧ください」
乗客みな立ち上がり右側に移動し鯨が出るのを待つ
すると、遠目ではあるがはっきりと鯨が出て、潮吹きをしている。
乗客皆がいっせいに
「うぉ~~」と拍手喝采
ふと、後ろを振り返ると
なんと、皆が右側の鯨をみて歓声を上げているのに
この3人は、左側を指差し何か言っている。
「あれが渡嘉敷島のアハレンビーチか」
「思ったより水深あるな」
「あの右側の磯から歩いてこれるんじゃないか?」
「いや!ビーチランガンしたほうがいいんじゃないか?」
「あの根についていそうだな。」
そう!彼らは皆が鯨を見ている中
ポイント攻略法を考えていたのだ!!
やばいぜ!!ジャンキー達!!
数分色々と意見を交わし考え地形や水深や根など彼らは話し合っていたが
船は走り、
船は彼らが指差していた島を通り過ぎていく!
そう!
彼らが渡嘉敷島と思って議論してた島は
ただの無人島と判明(笑
やばいぜ!ジャンキー達よ!!
今度は本当の渡嘉敷島に到着すると
チェ漢原国46歳が電話している。
なにかと思えば
チェが友人に電話して、車を手配していた。
かれこれ4年ぐらいの付き合いになるが
初めてチェ!かっこいいと思った。
チェに詳しく聞くと
なんとこの友人は高校の時の同級生で
今回18年ぶりに電話し会ったそうだ。
普通18年ぶりの友人に車貸して言えるだろうか?
だから僕らは、彼の事を革命戦士チェと呼ぶのである。
他の参加者はバス移動、我々マイカー状態
それが何を意味するか?
そうだ!我々は好きな時間に好きな場所に行けるという
半分反則技みたいな状況になった。
そして我々は作戦会議し、この機動力を存分生かす
「超攻撃型ランガンスタイル」を
実行することに
最初のポイントはビーチ!
みんなで広範囲に探り、高活性のやる気満タン烏賊を獲る。
居なければ20分ぐらいですぐに移動。
つぎは灯台下。
20分ぐらいかけて下に降り歩き
なげれる場所を探す。
水深浅く投げれる場所がないので、車に戻る。
そして、超攻撃型なランガンスタイルな我々はまた別のポイントへ
その時からみんなうすうす気づいていた。
次は港。
10分ぐらい攻めるがあたりなし
移動我々は超攻撃型なので・・・・・・・
すると誰かが言った。
「俺達投げるよりも移動の時間の方が長くない?」
それはみんなうすうす気づいてたが言ってはいけない一言だった。
渡嘉敷島はほとんど山道でくねくね道。
超攻撃的に機動力を生かし
くねくね道に長時間揺られた為に
僕は・・・・・
赤侍。渡嘉敷島の山道に死す。
小学生のように車酔いし吐きそう度150%(笑
大会終了まじか、皆を見ると
チェ漢原国46歳!
睡眠不足で体力の限界
すでに車で眠り死す。
チャーリーせいちゃん!
カッパ忘れびしょびしょになって死す。
鉄人朔太郎!
砂浜一人ランガンで、
僕らから見て豆になるぐらい
遠い所まで行って
足痛くなり歩けなくなり死す。
付き人AJKしむちゃん!
我々の全くあたらない分析力と
意味の無い機動力で死す。
皆さんにこれだけは言っておきたい。
沖防波堤に行ったからといって、
離島に行ったからといって、
12時間しゃくり倒したからといって、
シーシャー言ったからといって、
車に乗ったからといって、
調子に乗ったからといって、
烏賊は
釣れるもんでもない
(爆
そう!我々が
泣く子もシャクル!!
烏賊中毒集団!!!
沖縄
スクイッド
ジャンキーズだ!
PS:次はキーストンブース編
KMET(ケーメット)
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大丈夫でなにより




ほんとよかったね
妻の有り難みが 改めて身に染みちゃったさ〜びら
…みたいな